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芝生と共に半世紀 弊社の会長から芝生を愛する皆様へ

芝生の生産・管理・工事に半世紀携わってきた、プロのコラム
 482だより 2005年1月号

明けましておめでとうございます。

本年も早々に当社のホームページへアクセスしていただき、誠にありがとうございます。新しい年が明けますと、毎年のことながら、「今年こそ」という新たな決意や期待を持つものです。皆様はどのような新年の抱負をお持ちでしょうか?

私どもの会社は、今月末に創立32周年を迎えることになります。

私は、人間、ただ単なる長生きに終わることなく、それぞれの時空間において一瞬でも輝くような存在になりたいものだと考えています。それは個人も会社も同じだと思うのですが、なかなか思うようにならないのが現実であり、とても残念に思います。

私がこの仕事に就いて、今年で48年になります。昭和32年に那須ゴルフ倶楽部の芝草管理に就職したのがスタートで、それ以来のことになるかと思うのですが、お蔭様で昨年は100回近くゴルフをプレーすることができました。これも健康が基礎にあったからだと思いますので、ゴルフプレーを健康のバロメーターとして、今後も体力と気力の維持に努めたいと考えています。

振り返りますと、昨年は災害の年であったとか、あるいは気温の高さで過去例のないような記録を残した年だったようですが、ゴルフ業界にとってもあまり明るい年ではなく、プラスよりもマイナスのほうが多い年だったように思います。

ただ、地球温暖化がいわれ続け、今後もこの傾向は続くようですし、私どももそれに対して管理技術を含めたいろいろな対応を考えなければならないと思います。

寒地型芝草を専門とする当社において、ベントグラスをはじめとした寒地型芝草の夏期の高温多湿に対する対応については、これまでも重要なテーマであり、永遠の課題とも言えるものでしたが、今後はより一層、その問題の重要性は増してくるものと考えます。その解決に向かって今年も邁進したいと思いますので、どうか本年も宜しくご支援、ご指導の程お願い申し上げます。

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