HOME >> 482だより >> バックナンバー(2007年4月号)

芝生と共に半世紀 弊社の会長から芝生を愛する皆様へ

芝生の生産・管理・工事に半世紀携わってきた、プロのコラム
 482だより 2007年4月号

毎年のことながら3月末は日本人の大きな関心事として、桜の開花ということを挙げることができます。今年は暖冬、特に1、2月の異常高温で桜の開花が最速記録となるのではと予測されていましたが、結果的には3月の寒の戻りもあって、東京が3月末の満開ということになりました。

ゴルフ場では今年、特にスズメノカタビラをはじめとした冬雑草が目立ち、その多さには目を見張るものがあります。芝草にとっては、冬の間の高温はともかくとして、これまでの降水量の少なさが大きく影響しそうです。おそらく今後は、温度の上下と共に降水量の多少が芝草の生育を大きく左右することになるでしょうが、何れにしても良い方向となるよう期待したいものです。

気象庁がエルニーニョの終了を宣言しましたが、エルニーニョは暖冬冷夏を引き起こすとされており、今年は冷夏が心配されます。これについても、今後の降水量が適度であり、極端な冷夏にならないことを期待したいです。

最後に、ゴルフ界では、4月初旬のマスターズが今年最初の大イベントとなります。今年もやはりタイガーウッズが本命として活躍すると思われますが、日本勢にも大いに期待したいもので、どのようなことになるか楽しみです。

▲上へ戻る